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2020-05-01

Vol.8 デザイナーが語る、ヒノキの香りと灯りに癒される”Auro-wood(アウロウッド)”ストーリー

DI CLASSE(ディクラッセ)代表/デザイナーの【Domei】が、デザインした照明1つ1つの誕生秘話やストーリーを語る「Domei’s Voice」第8回目は、本物の檜(ヒノキ)を特許登録された技術を用いてデザインした癒しの照明「Auro-wood(アウロウッド)」です。

特別な技術を使って作られた、しなやかな檜シート

Auro-woodのシェードは檜の木を使用しています。
Auroはオーロラをデザインした照明でシェードを波のように曲げるのですが、この時に檜シートが割れないように特許登録されている技術を用いて作りました。

シェードは1枚の檜シートに見えますが、実は3枚重なって1枚のシートとなっています。

厚さ0.1mmにスライスした天然の檜シート2枚の間に、シークレットシートを挟んでサンドイッチのような構造にする事で、わずか0.27mmの檜シートとして完成しました。
これをAuroに採用。檜シートを透した光はさらにやわらかさが出て、心が癒されるオレンジ色の光が増すのです。

ニューヨークの展示会 Accent on Design 会場

檜の文化を世界に!!

2006年にニューヨークの「アクセント オン デザイン」という展示会に出展するとNew Yorkerから「これ!本物の木の匂いなのだろうか?嘘だろう!?」と驚きの声が聞こえてきました。
知らないの??そうNew Yorkerは檜の香りを、バイヤーレベルでも圧倒的に知らないのです。
初めての木の香り、なんていい香りなんだと驚いたようです。

そうか!それならば、檜文化を世界に発信する事業をしようと思い立ちました。これからの私の課題事業ですが、日本はもっと檜文化に価値を見出していくべきだと思います。

日本人にとっては古くから親しみがあり、リラクゼーション効果が高い檜を使った商品を今後増やしていこうと思います。
by Domei

今回紹介した照明:Auro-wood シリーズ
Auro-wood pendant lamp
Auro-wood floor lamp
心安らぐ檜の香りとオレンジ色の灯り。寝室やリビングにおすすめです。

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